Q&A

佛 壇

仏壇は宗派によって違うのですか?
それぞれの宗派によってご本尊や飾り方が異なります。それぞれの宗派に合ったものを選びましょう。
仏壇を置く場所は決まっているのでしょうか?
仏壇を安置する場所や向きはいろいろな説(南面北座説、本山中心説西方浄土説等)がありますが、近年は、生活様式が変わり仏間や和室のない家も多くなってまいりました。向きはあまり気にしなくてもよろしいでしょう。
お仏壇はどのように選んだらいいのですか?
仏壇店に行く前に、置く予定の場所の「横幅」「奥行き」「高さ」を測って行きましょう。特に「横幅」がポイントです。
お仏壇の扉を開くと、本体の1.5倍程度の幅になることもありますので、お店では扉を開いた状態の幅も確認しましょう。
またリビングに置く場合、他の家具とのバランスも重要です。出かける前に、他の家具の色味や雰囲気をよく確かめておきます。
お仏壇にはどんな種類がありますか?
お仏壇の種類は、金仏壇、唐木仏壇、新型仏壇の3種類があります。
1.金仏壇は、全体に黒の漆塗りが施され、内部に金箔が張ってある仏壇です。
2.唐木仏壇は、黒檀や紫檀などの銘木と呼ばれている木材の美しい木目を生かした仏壇です。
3.新型仏壇は、家具調仏壇とも呼ばれ、洋間に合わせた新しいデザインの仏壇です。
お仏壇を初めてお祀りする時はどのようにしたらよいでしょうか?
新しくお仏壇を購入し、設置する時は、開眼供養をします。
開眼供養は家の中にご本尊をお迎えして先祖の位牌を祀るもので「仏壇開き」とも言います。
これを行わないうちは仏壇の扉をあけてはいけません。
ご本家筋のお寺様にお願いするか、仏壇店にご縁のあるお寺様にお願いして開眼供養をしていただきましょう。
神 具

神棚を選ぶのに宗派は関係ありますか?
神道には宗派と言うものはありません。ただ入れる御札の位置には指定があります。
通常3種類の御札をお宮の中に納めますが、最も位の高い日本の神様として「天照皇大神宮(伊勢神宮)」の御札がお宮の中央に、次に位の高い土地の神様として「(あなたが神棚をお祀りする地域の)氏神様」の御札が向かって右側に、その他の神様はすべて向かって左側にお納めします。国(中央)・土地(右)・心(左)という順番です。
初めて神棚を設置するのに最低限揃えるものは?
棚板(お宮を置くための台)
お宮(社)(御札(神札)を入れます)
神具(祭器具)(お祀りに必要な道具です)神鏡、榊立て、瓶子、水玉、高月、かわらけ(皿)、ロウソク立て
これが神棚の構成です。更にここに、注連縄(しめ縄)を提げることもあります。
準備が揃ったら、御神体となる御札(神札)を納めて「神棚」となります。
墓 石

墓石の形にはどんなものがありますか?
大きく分けて「和型」・「洋型」・「和洋型」の3種類があります。
「和型」寺院墓地や古いお墓で見られる一般的な形です。和型の中にも、五輪塔などがあります。
「和洋型」大きさは名前の通り和型と洋型の中間くらいの大きさで和型より背が低く接地面が多いので安定感があります。
「洋型」上の2つに属さない自由な形です、ストレート型、オルガン型というのが一般的です。
墓石は石にも種類があるのでしょうか?
現在、主に墓石に使われる石は大きく分けて「安山岩」「花崗岩」「石灰岩」の3種類です。
「安山岩」は、神奈川で取れる小松石などです。
「花崗岩」は、御影石とよばれ多くの墓石がこれで作られています。
「石灰岩」は、一般的にいう大理石です。
宗教によって墓石の種類や形に決まりがあるのでしょうか?
仏教と神道では棹石と呼ばれる石碑の形が異なりますが、必ずではありません。
それとは別に墓地の管理団体(寺院や霊園、墓所等)によって決まりがある場合が多いです。
高さ制限のある場合もありますし、間口・奥行・高さの制限がある場合もあります。
お墓を建てる向きについて教えて下さい。南向きがいいのですか?
最近は墓相、風水思想からの影響や日当り等のこともあり、南向き及び東向きを好まれる方が多い様です。ただ、実際には、四方浄土といわれる様に四方全てに仏様がいらっしゃるので、どの方向に建てられてもよろしいかと思います。
お墓は、どれくらいの期間で建つのですか?
完成まで通常は約3ヶ月頂きますが、四十九日法要に間に合わせる急ぎの工事も状況により対応いたします。